不動産投資ブログ@合同会社なごみ

不動産投資や金融機関の融資情勢、その界隈の出来事などを書きます。


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管理通信:騒音問題その1

先月、車のエンジンを人差し指に落として結構な怪我をしました

先週は退去立合い中、立っていただけでギックリ腰になりました管理の高橋です。

 

さて

世界中で移民が問題となっておりますが
日本でも確かに外国籍の方は増えております。

そんな社会の変化の
流れにのる人、必死に付いこうとする人、取り残される人
流れている事にさえ気付かない人

理解の深さの差はあれ、まずは時間や時代が流れている事に

気付く事が非常に大切ですね。
移民が問題だと、騒ぐ流れにただ飲まれるのか、
人が動く=お金が動く、そこにビジネスチャンスを見出すのか
小さな気付きが大きな差になるところだと思います。

 

 

今回のブログは"騒音クレームその1"です

一言に騒音クレームと言いましても
入居者様、物件、周りに住む人の数だけ存在します。


『(アパート1階の)床下で山芋を掘ってる音と「ここじゃない、こっちか」と男の声がする』と
"その人にしか聞こえない騒音"、そんな騒音も増えております。

時代の流れですかね。

 

  

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今回は冒頭の外国籍の方の例を"その1"とさせていただきます。


弊社では、日本語での意思疎通が出来る方である事を前提条件に
内見時に百戦錬磨の賃貸担当のお姉さま達による精査と
必ず、保証会社による審査を通す事もあり
ヘタな日本人よりもちゃんとしていますので
ふた昔前辺りの道端でテレホンカードを売っていたような

ワルイイメージは捨てて頂いて大丈夫です

 

 

・・・が、
国民性の違い、文化の違い、住む場所違えば生活時間帯も違うので
・夕涼みをしながら友達と語り合う陽気な話し声
・異国で仲間内で集まりがち
・背が高くて目が大きい
・祝い事はみんなでめいっぱい楽しむ、、等々

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↑このように書き出すとまったく悪い事では無いように見えるのですが
現実問題としましては
昼夜問わず建物通路などで大声で話してる。
・外人が徒党を組んでたむろしている。
ギョロギョロと睨みつけてきて怖い
大騒ぎをしている。
と、クレームが入る事もしばしば御座います。


音源の彼らにとっては、
"わざと騒いで、周りに迷惑をかけてやろう"

なんて パンクな考えでの行いでは無くて

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日常の普通の事であって
ただ、声が大きめであったり、
ボディランゲージが派手なだけだったりします。
電話や、近所の同郷の友人と母国語で話してテンションが上がってしまう為、
日本語しか聞き慣れない方には特に不安を感じられるようです。

 

これは外国籍の方に限らず、年代差など、
育ってきた環境が違えば、マナーの基準も違うといった部分ではあります。

 

「だから、仕方がないのです」と、締められたら非常に楽なのですが
どのような問題が出ようとも
近隣住民様含めて入居者皆様、お互いが気持ちよく
安全に住みやすい環境を保って頂く為に、
真摯に対応させて頂きます。

 

日本語での注意で改善が見られなければ
英語、中国語、ハングル、シンハラ語タミル語、ヴェッタ語、クレオール言語等々
住む人に応じて、翻訳できる方に依頼したり、頑張って翻訳して文書を送るなどして

どうにか騒音問題の解決へ向けて、

ご理解いただくまで文書と口頭での注意を致します。


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ただ声が大きいだけだったり
すぐに興奮して声を荒げてしまう性格であったり
口喧嘩が絶えないカップルだったり
聴く側がもの凄く耳が良かったりと、
どうにも騒音問題は人の数だけ騒音の理由も様々です。

 

歴史を辿ると今よりも壁の薄かった江戸時代では
「騒音を問題にするような奴は肝が小さい」と、笑い者にされていたそうで
それから100数年後、1990年頃から騒音問題は顕在化しはじめて
90年代後半、近所付き合いをしない人の割合と"ストレス"という言葉が増えた辺りから
騒音問題は一気に増加してきました。

 

余程の技術革新がない限りは
時代の流れと人の変化があっても、

まだしばらくの間、騒音問題は賃貸管理部にとって

終わる事のない命題の一つのようです。

 

 

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